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2012/11/07

エネルギー自給自足の村・フェルトハイム

ベルリンの南西60kmにあるフェルトハイム村(ブランデンブルク州)。


150人ほどが静かに暮らしているこの村は、観光名所があるわけではないので、外部の人はほとんと訪れることがない地味な集落と言っていいのですが、いま、世界的に注目を浴びています。


住民たちが風力とバイオガスによって、エネルギーを自給自足しているという、珍しい共同体だからです。



Windpark_Feldheim_Quelle_Foerderverein_des_Neue_Energien_Forum_Feldheim_320x240.jpg


ドイツにはエネルギーを自分たちでつくりだしている共同体 energieautarke Kommunen が、実は200以上あります。



それなのになぜフェルトハイムが注目されるのか?



自分たちでエネルギーをつくりだしていても、ふつう、そのエネルギーは直接、各家庭に供給されるわけではありません。いったん、共有の送電網に貯蔵し、共同体はその見返りに、国が定めた報酬をもらう、というシステムです。


だから、本当に自給自足しているとは言えない。


フェルトハイムはしかし、作り出した電力や温熱を自分たちでつくった送電網で、直接それぞれの世帯へ供給しています。エネルギーを電力会社に頼っていない、真の自給自足コミュニティだから、注目されているのです。


海外からの視察も絶えないようで、とくに福島原発事故後に増加したということ。日本からの訪問者もあるそうです。




脱原発の道を歩むドイツは、再生可能エネルギーによる電力確保に力を注いでおり、その経費が個人の肩に重くのしかかろうとしています。


先日我が家にも、年間80ユーロぐらいの値上げになるとの通知が電力会社から来ました。


こういう現実を考えると、フェルトハイムのような村をとてもうらやましいと思ってしまいます。


電力は、地元の電力会社Eon Edis社が1キロワット時当たり24セントで提供しているのに対し、フェルトハイムでは16.6セントだそうです。儲ける必要がないから、安く設定できるのです。


電力会社にも依然せず、そして環境に負荷をかける化石燃料にも頼らないというのがいいですね!

Biogas_Windpark_Feldheim_Quelle_Foerderverein_des_Neue_Energien_Forum_Feldheim_320x240.jpg
フェルトハイムの風力発電機とバイオガスの施設(手前)




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エネルギー自給自足はインパクトあるよね

先日、政治のニュースを見ていたら、小沢一郎率いる一行が、ドイツに脱原発の状況調査を目的に視察に行ったと報道されていました。日本を支える与党もこれに見習って欧州の優れたエネルギー環境をもっと勉強してもよいのにと思いました。
そして、世界中で、エネルギー自給自足を一般家庭が簡単に取り込める環境作りにもっと力を入れてほしいで~す。
根岸さん、素晴らしい記事をありがとうございます。

KKさんへ

メッセージありがとうございます。

石油や原発に頼っている限り、私たちはいつまでもそれらを支配している人たちにコントロールされることになるので、自分たちでエネルギー作り出すことができたら、本当の意味で自由になれると思います。フェルトハイムの試みが世界にどんどん広がっていけばいいなと願っています。日本も早く原発を脱して、国が率先して再生可能エネルギーなどの問題に真剣に取り組んでいってほしいですね。

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